およそ3週間の風邪から職場復帰に至るまで

 とりあえず、蔵書の中からこの本を読んでいました。

逆境がプラスに変わる考え方 (PHP文庫)

逆境がプラスに変わる考え方 (PHP文庫)

 特筆したい点を、引用させていただきます。

  • 上掲書P141~P144より引用

過度のストレスには長期休暇で対処する

 最近、日本でも週休二日制が定着してきたことは喜ばしいが、月曜日はどうも調子が悪いという「月曜病」を自覚する人は相変わらず多いようだ。アメリカでは「マンデー・カ-」といって、月曜日に作られた自動車には乗るなとまでいわれているようだが、体調が万全でなく、「つい、うっかり」が多くなる月曜日の製品が通常より劣るとされるのはわかる気がする。いまに日本でもそんなことがいわれる前に、週休二日制の正しい使い方を、もう一度考え直したほうがいい。

 私は常々、休日の一日目はのんびり休養し、次の日は何か生産的なことや、趣味に没頭することを勧めているのだが、それでも、月曜日がシャンとしないのであれば、長めの休養をとることが必要である。

 体がピリッとしないのは、心身ともに休みが完全にとれていないからだ。二日で元に戻らない疲労を蓄積しているというシグナルと考えるべきだろう。

 これは挫折感を味わって「マイナス時間」に陥っている人間にもいえる。簡単に回復しないほどのストレスには、思い切った完全休養も必要なのである。

 ただし、ここにも日本人の悪しき習性がある。休むことに罪悪感があるのだから、まして長期の休暇などはもっての他*1という思いがある。長く休むと会社はどうなるのだろうか、自分がいないと仕事はうまくはかどるのだろうか、同僚、上司に迷惑をかけるのではないか、という罪の意識が強くなるのだ。

 そういうタイプの人間には、まず自分に対する根回しが大切だ。ストレスを次々に積み残して毎週暗い月曜日を迎えているうちに、一週間全部が月曜日にならないとは限らない。「勤続疲労」は臨界点でいっきに爆発する。大事故になる前にオーバー・ホールする必要性を知るべきなのである。

 幸い事態の深刻さをようやく認識したのか、最近になってリフレッシュ休暇制度をとる企業も増えてきた。勤続年数十年から二十年で何年かに一度、連続二~三週間の連続休暇をとれるシステムである。

 オムロンでは八八年から中間管理職を対象に三カ月間という「長期リフレッシュ休暇」制度を導入している。当初は四〇パーセントの利用率だったのが最近は九六パーセントが平均二.九カ月の休暇をとるようになったというから、改めて長期休暇の必要性を日本人も認識し始めたようだ。

 ヨーロッパ諸国の人々が長いバケーションをとることはよく知られている。とくに四十歳以上は長い休暇が必要だと考えられている。単に遊ぶためではない。それだけの時間をかけなければ、人間の体が万全な状態に戻らないという認識があるのだ。必要であるからたっぷり休む。そして、その間は自分が充電する時間であることをしっかり認識して「遊ぶ」時間も意識的に作っているのである。

 日本人も四十歳を過ぎたら欧米並みのロングバケーションを取るべきだし、若い人でも「会社人間」の自覚があったり、「時間」に追われているような気がしてきたなら、長期の休暇を人生のスケジュールに組み込んだほうがいい。
(後略・引用ここまで)

 こういう内容の本を読んでいました。

 そういうわけで、体調が崩れたのはまあ、仕方ない。PCを起動する気力も出ないことだし「まあリフレッシュ休暇をいただいたものだ」と思いながら、ゆっくりゆっくり過ごしていました。

 これと組み合わせて、「得意分野で自信を取り戻す」という内容の、別の本も念頭に置いていたのですが、実際に体調を崩していた間は、どうしても思考がマイナスの方向に向かって行ってしまっていたのでしたが…。

 どうやって立て直したか。

 実感としては、ここ20年ほどの疲労感がいっきに出た感じでした。微熱が4日間ほど下がらなかった。「この風邪は治るのだろうか」と弱気になったのですが、体重を計ってみたところ、なんとリバウンドしかかっていた分が元に戻っていることを発見し、「「損して得取れ」とはこのことか!」と思ったものです。

 また、こういう病気のときには、家族と一緒に住んでいることがありがたかった。かかりつけのお医者さんがいることも、安心感につながりました。家族の中では、わたしがもっとも暇なので(比較する相手が忙しすぎるので…)。

 休養中、イベントが集中していたのですが、体調優先。自然治癒を待ちました。
 改めて、健康のありがたさが身にしみた、今回の風邪でした。


 
 まだぶり返しに気を付けないといけない時季ですが、「もっと同僚のみんなを頼ろう」と、「仕事に復帰する際は、うまくいかなくてもともと、くらいの気持ちで臨んだほうがよさそうだ」という2点を新たに考えに加えました。

 職場内平均年齢を下回るわたしです。幸いわたしは管理職ではないので、持ち味を発揮すればきちんと勤められる。今までが、「無理してもともと」「絶対に失敗できない」など、自分で自分にプレッシャーをかけすぎていたのでした。

 体力的に無理がだんだん利かなくなってきてはいますが、これは、ピークを過ぎたという程度のものです。

「お給金は、自分を甘やかすためにも使おう」と思いを新たにしました(笑)
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