SSTF通信

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ぐだぐだ日記 #10 どちらかといえば

 こんにちは、淡です。今回はどちらかといえば、です。(2,160文字程度)


 どちらかといえば、淡はあまり有能ではありません。仕事にせよ、恋愛にせよ、学業にせよ、あまりさえないのですが、こういう自分であることについて自分自身ではどう思っているのか。どちらかといえば、最高に下手であることでかえって目立つという、実に不思議な性格特性を持っていると思っています。フィードバックをいただく機会も割と多く、どうも、「少なくとも淡よりかは上手い」という不思議な安心感を得ることができるため、淡がいることで場が和むという、どちらかといえば、癒し系のようです。


 どちらかといえば、やたらと苦労の多い日々を送っているのですが、あまり気に留めている風でもなく、まあ飄々として見えるようなのです。どちらかといえば優しいのですが、これはある意味では仕方がないのです。なぜならば。


 どちらかといえば、学のある淡です。これはある種の才能です。平凡に見てもらえるようになってきて、ちょっとずつ角が取れ、人並みであることを少しずつではありますが納得したことから、まあ、自分の持ち味をうまく引き出してくれる仲間に恵まれるようになってきました。そういうわけで、あまり有能ではないが、人望だけはどちらかといえばある、という、今の淡の暮らしぶりに、どちらかといえば、満足しています。


 どちらかといえば、淡の自我はいったん崩れ去ったのですが、自我を再構築する過程で、ずいぶんと過去の出来事を忘却し、どちらかといえば、かつての私がどういう人格であったのかにこだわらない、淡が自分自身を変えることについて、環境に順応することに対しての知恵を得ることに、どちらかといえば、心を砕いたものでした。


 どちらかといえば、明言しないことを持ち味としていたのですが、時代は流れ、言わないとわからない、という、なんとも不本意ながらも仕方ないと受け入れざるを得ない価値観の中に叩き込まれました。つまり、知らないことを教えてくれないことに対しての不満という、不満をぶつけられる対象になってしまったのでしたが、これはどちらかといえば、生来の気質の中で、ひとをおちょくって静かに満足していた自我があったためでした。受け狙いで演出を考え、身をもって演技を成し通していたことに自信を持っていたのでした。


 どちらかといえば、学業成績が優秀であれば人間性を問われない世界で暮らしていたものでしたが、これも時代が流れ、評価の基準はどこにあるのか定かではなくなってきた現代において、淡の自我は良し悪しはともかく、精神疾患として顕在化しました。顕在化したのでした。この時点でようやく、療養生活の機会を得ることになります。どちらかといえばこの身近な疾患について、疾患としてとらえられるようになってきたのは人類史の中でもここ最近15年くらいのことであり、さまざまな偏見や弾圧を受けてきた人類史を知ることになりました。


 どちらかといえば、身近にある疾患なのですが、実際に疾患を患っていることに対して、かつて、「病は気から」という精神論が通っていた時代の中では、あってはならないことであり、また、よくわからないけど変であるという偏見が主流の考え方であった時代が、かつて、ありました。現代においては、この疾患は、障碍として捉え直されました。現代の医療では疾病そのものを完治させることは残念ながらできず、どちらかといえば、最新の研究成果が待たれるところではあります。

 年単位で服薬を続けていく必要があり、また、定期的な通院が欠かせないという点について、私個人の感想を述べるとすると。
「う~ん、そろそろ毎日おくすりを飲み続けていくのも飽きてきたなぁ」とつい思ってしまうくらいの長い期間、おくすりを飲み続けています。おくすりは好き好んで飲んではいないけど、飲まなかったら体調崩すのは我が身だし。

 この治療薬がまた、アルコールと相性が悪く、お酒が全く飲めないというか、服薬の間、なるべく時間をあけてお酒を飲んだこともありますが、もう苦しくてたまらなかったため、アルコールを全く飲まないでいるほうが、私の場合ではいいみたいです。そういうわけで、ノンアルコールビールの登場によって、少なくとも飲んだ気分になれることに、いいものを作ってくれたなぁと思うのでした。

 どちらかといえば、深刻な状況で深刻に考えたところで事態が好転するわけでもなく、地道にコツコツと1日1日したたかにおくすりを飲み続けることは、まあ、再発のリスクを下げるという知識もありますが、どちらかといえば、なんかもう暮らしの一部分になっていますね。このおくすりがまた依存性がまったくないため、飲み忘れたのに気が付かないことがあったことから、服薬継続に関しては私なりに工夫しています。職場や外出先でおくすりを飲むのに抵抗のある方が多いのですが、この点、私の場合では錠数が多いのですが、どうしても無難に過ごす必要がある時でも、少なくとも「持病の治療薬」とは説明します。それ以上突っ込んだ質問を受けることは稀です。

天気 シフト 実働 感想
くもり 10:32~15:00 リフィルに書いたので、そちらを参照のこと。
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