或る日、僕は

「ほぅ…お客さんか、珍しいな。ここはダンジョンだ。わたしはここでコーヒー飲んでるから、ゆっくり見て行ってくれ。幸運を祈る。」Since 2014.

エッセイ:弟子との再会

 わが弟子と再会した。お変わりないようで何よりである。
 わたしと20番以上対局したことと、わたしから弟子にプレゼントした1冊の指南書、さらには、弟子自身の研究によって、普通に勝ったり負けたりできるレベルまで持って行けた。
 矢倉崩しで弟子を負かした時点で免許皆伝としたのだった。
 わたしの将棋の腕前は、アマチュアで楽しむ分には十分である。
 わたしは穴熊に組まないので手筋が面白いらしい。
 だが、わたしは、わたし自身と対局したことがないので、何とも言えないのが、何とも残念である。
 わが弟子は、いまどのような腕前になっているのだろう。
 機会があったらぜひ対局してみたい相手である。
 弟子にプレゼントした指南書を紹介させていただいて、この記事を締めくくりたい。

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