或る日、僕は

春休み:3月9日(Sat)~3月27日(Wed)

ぐだぐだ日記 #104 ジレンマ

 少し疲れている。最近聞く話は、愚痴だったり、不満だったり、叱責だったり、嫉妬だったりする。いちいちひとつひとつ対応するのが面倒くさくなっていたのだったが、このマイナスの感情を受け止められるほどのキャパシティは、ない。ありたい自分でありえたら、良いのかもしれないが、現実として、同僚の多くは生活保護を受けており、私は詳しくは知りえないのではあるが、少なくとも社会的には弱者の立場ではある。だから、さらに鞭打つような真似をすることに対して叱責を受けるのはさぞ当然かと思いきや、私自身は納得がいかないのである。これがわかりにくい。説明をすることが難しい。少し考えてみる。

 今の私があり得るのは、多くの資産の中にある。時代の流れにあらがうこと。心労がたたって、私は心を病んだのだった。しかしながら、病に倒れたのち、機を見てセルフリカバリーを試みている。まだ終わらないのである。仕事は山のようにあるが、なんとか14年目に入った。最近思うのは、個々人の事情を考えるのは、私の仕事ではないこと。つまり、限界はある。

 私自身は、たぶんそろそろ研修を実施する側に回ってもよいくらいのキャリアを積んでいるのだが、立場上役割柄、研修そのものを実施する機会というのはなかなかない。なので、実地で研修を行うことになるのだが、これがまったくもって手当が出ないため、モチベーションを保つのが難しい。むしろ、研修を受ける側のほうが生活環境としては恵まれている状況にあることから、私自身にメリットがあまりない。それでも仕事だから、というほど、私は親切ではない。人並み以上に親切心はあったのかもしれないが、多くの人が移動する都市部においては、私自身にメリットがあまりないことから、結果的に直接私を知る者に対して、私流のあしらい方を使うことになっている。

 深刻な話題はこのくらいにして、今日はバレンタインデーである。私もそろそろ身を固めるのもアリかな。なんか昨年も書いたような気もするが…。女房妬くほど亭主もてはせず、というわけで、年々渋みが増していけばよいのではあるが、なかなか若さゆえの過ちというものからとんと疎くなっている昨今であった。

 なんだが、徒然なるままに書いてしまった。無目的な文章である。特に意味はない。

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