或る日、僕は

「ほぅ…お客さんか、珍しいな。ここはダンジョンだ。わたしはここでコーヒー飲んでるから、ゆっくり見て行ってくれ。幸運を祈る。」Since 2014.

むつかしく考えるからむつかしくなるんだよなぁ

 思い通りにいかないことがあるのはあたりまえのことなのであるが…。とは言ったものの、よほどうまくいかないことだらけではちょいと苦しみを感じるのもまた、砂糖もとらないと生きていけないように、あたりまえのことなのであるのだ。

 おとなっていうと、ちゃんとしてると思われるかもしれないが、身近にいるおとなで、ちゃんとしてるおとなって、いますか。もし、ちゃんとしたおとなに出会ったことがあるとしたら、どうだろう。ちゃんとしたおとなって、なんだろうね。それはわたしにもわからない。わたしはたぶん、わたしのことを、ちゃんとしたおとなではないと思っている。

 わたしの話ですまないが、少ししんぼうして読んでみてもいいかもしれない。わたしは、問いを投げかけるだけだ。もんだいを考えることを、考えている。すこしむつかしく考えなくていい。ただ、むつかしいことを考えているからちゃんとしているかと問われたら、そうでもない。むつかしいことを考えているおとなは、あまりしんようしないほうがいい。君をだまそうとしているかもしれない。だから、君はわたしが書いた文章を読んでいても、ほんとうのことが書いてあるのか、ウソが書いてあるのか、うたがいながら読むことが、たいせつだ。

 ちょっと晩ごはんを食べないといけないので、ここで筆をおく。おとなもごはんを食べないと生きていけないからね。この話は、日をあらためてまた話してみようと思う。ときたま読みに来てくれたら、わたしもうれしい。

▲このページの先頭へ戻る