或る日、僕は

「ほぅ…お客さんか、珍しいな。ここはダンジョンだ。わたしはここでコーヒー飲んでるから、ゆっくり見て行ってくれ。幸運を祈る。」Since 2014.

【エッセイ】ブログ初心者にしか書けない記事がある

 ブログは始めたばかりの頃は、書いては消し書いては消しながら、書いていたものでした。

 いまになってみると、初めの頃に消した記事ってどんなだったかよく覚えていないし、どういった意図で消してしまったのかもよく覚えていないのですが…。
 当時のわたしにとっては「こんなごみ記事めっ」て思ってたのかもしれないんですけど、仮にもわたしがわたし自身の考えたことを書いたものですから、いまになってみると「残しておけば良かったかも?」って、ふと思ったりするんです。

2018年以降になって

 前述のとおり、「残しておけば良かったかも?」と思う記事がいくつもありました。そこで、方針をかえました。
「書いた記事は、消さない。」

初心者じゃないと書けない記事ってのがあるんじゃないかな

 ブログを長く続けてきてみると、初めの頃に消した記事にも、たぶんそのときじゃないと書けないことが書いてあったんじゃないかなって、ふと思いを馳せてみたりするんです。初心者じゃないと書けない記事っていう味です(良い意味で)。

 と申しますのも。

 たとえば、ほら、あれですよあれ。

 ビギナーズ・ラックってやつですな。

長くなると良くも悪くもこなれてしまう

 要は、冒険しなくなってしまうんです。だから、面白くもないし役にも立たないブログを書き続けることにも少し慣れてしまっちゃうんですな。

 最初のうちは、恐々進めていた記事執筆も、なんだか慣れてしまって、いまんとこ無理無理だけど、ちょっともうひと踏ん張りしてみようと、やっとこさ重い腰をふるい立たせて厠へ行ってみたり(←そーじゃない)するんですな。

そこでですよ。

 いま、わたしが書いているブログと同じような内容を書いているブログってのが、すくなくともわたしの知る限りでは、ないんです。
 当たり前の話ではありません。

 わたしが考えていることと同じことを考えている方が、ちょっと見渡しても見つからないんですね。

 これはどういうことなのだろうか?

 そこでですよ。

 このブログは、筆者の考えたことをタイプして書かれたものであるにもかかわらず、筆者の考えたことはさほど面白くもないかもしれないし、筆者のタイプする労力に見合った対価も支払われていません。

 どういうことなのだろうか?

筆者の謎に迫る

 筆者ことわたしは、何を考えてブログを書いているのか? 謎の生命体なのか? それともロボットなのか?

 ちょっとね。

 なんかミステリアスぅーな雰囲気になってきました(←ちょっと違う)

 だから、たぶん、読者さんの期待を裏切ることを考えていたあの頃。

 孤高の勇者だったあの頃。

「ふっ。ふっふっふ。わたくし、中身出しっぱなしだった」

 チャックを上げる筆者。

「ぐわ!はさま(以下略)」

え?

 えーっと。つまり。

 つまり。

 うん。

女子にえっちな話をしてうれし恥ずかしするのが楽しみで書いていたあの頃

 あの頃は、若かった…。

To be continued...

 このブログは続きます。続くんです。ゆるゆると…。

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