ちょいとこの写真を見てくれ。
パスタ本なのだよ。パスタ本なのです。
楽しく作ろう技ありパスタ。わたしことてるは、パスタを食べることよりも茹でることの方が好きでね。もちろん、茹で上がったパスタを食べているときはもうこの上なく幸せ~になってます。
ちょっとパスタ本なんですが、入門編ではなくって、むしろプロユースのパスタメニューがこれでもかと並んでいるもうぎっしりつまった目の保養になるパスタの写真たっぷりのパスタ本なのです。すげー旨そう。作れるかしら。ちょっと難しそうなレシピがぞろぞろと。
というわけで、パスタ初心者にはすこしハードル高めなレシピ満載のこのパスタ本。表紙の装丁が良いですね。気に入ってます。
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価格800円+税 |
それで、パスタを茹でさせたらもうトリコの悪魔のパスタなんですけど、マンマ・ミーア!って感じです。
(^-^)oO(毎日食べたい! パスタを毎日食べたいんだー! うおおお)
願望が露出してしまいました・・・。うん、美味しい!
ってなわけで、わたしが茹でたパスタを食べてみたい方がもしいらっしゃいましたら、ちょっとあとで体育館の裏に来てくれ。いいか。3回までしか言わないからよく聞いてくれ。
実はだな…。
昔、わたしにむっちゃ旨いパスタを作ってくれたレディーに惚れちまったんだ。それでだな。
パスタが旨過ぎて気が付かなかったんだが、どうも、わたし、そのレディーに惚れちまったんだな。
楽しかったぜベイベー。パスタにつられたんじゃないんだぜ。惚れちまったんだな。
食べることよりも茹でることが好きでね。
さいきんになってからこそ、茹でる機会はめっぽう少なくなってしまったのではありますが。
茹でたてが一番おいしいから、ぜひ茹でたてを召し上がっていただきたい。
もし、わたしが茹でたパスタを食べたいかたがいらっしゃったら、あとで体育館の裏まで来てくれ。
湯加減如何?
熱いシャワーを浴びて、ほってり。
こういう日には、初恋の甘酸っぱい思い出に浸るのもわるくない。
とは言ったものの。
茹で加減は、如何でしたでしょうか。きちんとあるでんてになっていましたか。もし、ご満足いただけなかった場合には、あとで体育館の裏まで来てくれ。
ツンデレ好き
強気に見えるかもしれませんけど、わたし昔っからツンデレのレディーに弱くて…。わたししか知らない出来事があったこととかは、まあ秘密ですな。たぶん、まともに走ってもちょいと音を上げそうになる距離があったものだから、自転車で片道を2時間。日帰りで。
ずいぶんと、印象に残っている、初恋のレディー。
なぜ思い出しているのだろうか。
どこかしら、無念だったからだろうな。ごめんな。わたしを許してくれとは言わない。深く傷ついたならば、きっと、わたしは、恋に憶病になっていただろう。
あれから、再び恋をしたわたしも、もうとっくの昔に思い出せないほどにやはり深く傷ついた。そして、わたしは、わたしを責め続けていたのであった。
わたし自身は、いつまでも記憶の底に焼き付いているあの苦しさに、いつもどこかで怯えていた。
そして、苦しさのあまり、わたしは…。女性と付き合うことに、不信感を覚えていくようになったのであった。
いま癒えていない心の傷
思い出すたびに自分自身を傷つけているわたしの初恋のレディーは、いまどこでどうしてる?
思い出すたびにわたしを呼ぶあの恋のレディーは、いまどこでどうしてる?
遮られないわたしの直感。
これは、わたしではない。俺という名の、悪魔である。
それで、わたしは俺で、俺はわたしなのである。
わたしは、どちらかと言えば紳士ではあるが、どこかしらくたびれた中年風のオジサン。
俺は、どうも「変質者と間違えた」と友人が評するほどに好色に見える精悍な髭面の青年。
この、俺とわたしを、わたしの自身の中で決着をつける日が来るのかもしれないが、まーたぶん10年前のわたしだったら自滅してたな。どっちも自分だから、たぶんもう過去のことだと昇華できてるのです。
ホンネ
初恋のレディーとは愛の交歓を楽しませてもらった。パスタも旨かった。ありがとな。もういまではいい歳したオバサンになってるとは思うけど、いつまでも俺ン中では若いころのイメージだよ。
あの恋のレディーとは、人生勉強をさせてもらった。旅行先でボーリングはちょっと疲れちゃったな。やっぱりいい歳したオバサンになってると思うけど、いつまでもわたしの中では胸キュンなんだな。
怖かったかもな。
って、パスタ本お買い得ではないんだけど、わたしの茹でたパスタが食べたいかたがもしいらっしゃったら、わたしとの愛の交歓を覚悟して体育館裏に来てくれ。
はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」
*1:イタリア語で乾杯の意