或る日、僕は

コーヒーを飲んでいるかもしれない。Since 2014.

これだから女はイヤなんだ

 イヤイヤばっかり。そんなにイヤだったら、もう恋なんてしないなんて、言わないよ絶対。

 というわけで、すこし以前まで身近にいたとあるママ友さんに聞いてみたところ、イヤイヤ期ってのがあるらしい。初めて聞いたぞイヤイヤ期。なんだそれ?

「タコ。そんなにタコ焼いてるとな、タコ焼いちまうぞ。」

 よーわからん。よーわからんち。ヨーグルト食いますか。

「さいきんの若者はなっとらん。たらこスパゲティを食え。」

 こちらこそよーわからん。

 よーわからない話。

「ひょっこり!ムクムクやね。こんな男ゲームん中にしかお・ら・ん・って」

 いやそのそこのお嬢さん。お嬢さん美人やけんくさ、ちょっとこのたらこスパゲティ食べて見らんね。激辛スパイスもつけとくよ。きざみ海苔もたっぷりのせて、このエクストラバージンオリーブオイルをたっぷりかけまわして、イヤもう、お嬢さんったら。照れなさんな。え?バージン? 困っちゃうのかい? 任せておくれ。

「イヤイヤ、イヤー

 ったく、こんな美人のお嬢さん見たことねえ。しっかり食べて、精をつけておくれ。よく食べてよく眠るんだよ。ぐっすり眠ったら、またたらこスパゲティを食べに来な。任せておくれ。

「坊主、焼き飯でも食うか?」

「誰だ?!」

「夢だったのか…。あ、朝立ちやん。久しぶりに元気だ。」

 ったく…。また妄想が始まるじゃないか。元気が一番だね。

 もう1回サービスカットを書くぞ。

「イヤイヤ、イヤー

 どうにもこうにもならんが、このくらいで。ぐっすり寝てからしたほうが気持ちいいぞ。

 いろいろあるんよ…。オトナになったらな。

 ところで、とあるママ友さんはなんとなくたくましさと麗しさを兼ね備えた素敵な女性だったことを付け加えておく。いっぺんお相手してみたかったなあ。(←あかんわ…。もはやここまでや…。)

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